以前の記事で、教師になってよかったと思うベスト5を紹介しました。
意外に反響が大きかったので、ぜひ読んでいただけると嬉しいです。
さて、今回は、前回の記事の正反対の
「教師になって嫌だと思うベスト5」
を紹介していきたいと思います。
目次
5位 仕事が多岐にわたりすぎる
いや、本当に教師になってみてわかりましたが、仕事が多岐にわたりすぎます。
日々の授業、家庭訪問、懇談会、運動会等の行事、書類作成、電話対応、農作業、渉外、掃除、会場設営、受付対応、雑務などなど…
教師は、ある意味何でも屋みたいなところがあります。
何でも、そつなくこなせる力がないときついかもしれません。
そして、子どもとの仕事だけかと思って教師になるともしかしたら、痛い目に合うかもしれません。
4位 給料が上がらない
これは、読んでいる方によって価値観がわかれると思います。
教師は、地方公務員という扱いです。
よって、給料表は県のHPで、検索できます。
周りの同世代の人から聞いた感じだと、初任給は他の企業よりやや高めかもしれません。
しかし、これからの昇給率は、かなり低いと言えます。
どんなに頑張ったとしても、給料が1000万を超えることはないでしょう。
特に、今は、財源をどんどんカットしていきましょうと言われている時代ですから。
これから、教師の給料がよくなる可能性は低いと言えます。
公務員なので、給料は安定していますが、給料がすごく上がるということはないです 。
3位 残業が当たり前の風潮
そうなんです。残業が当たり前の風潮があります。
教師の仕事は、ボランティア的な感覚のところが強いです。だから、やりがいを感じれない人はかなり厳しい仕事と言えます。
まず、出勤はタイムカードないですからね。
出勤して、はんこを押しておしまいです。
それ以外、何も出退勤に関するものはありません。
つまり、教師の滞在時間を気にする体制がないってことです。
それは、残業が当たり前になりますよね。
それに加えて、残業代が出ません。
一応、もともとの給料に含まれている計算だそうですが、雀の涙ほどです。
仕事の量も以前と比べ増えています。
必然と帰る時間は遅くなります。
学校がブラックになった理由については上記の記事をご覧ください。
2位 事務仕事
仕事が多岐にわたるということは先述しました。
その中でも、私が特に嫌な仕事は、事務仕事です。
これは、私が個人的に向いていないと思っている仕事なので上位にあります。
あまり意味のない書類を作ることが本当に嫌です(笑)
学校は、そういう書類が正直多いです。
もうちょっとそういうところ緩くしてほしいか、そういう書類を作る人を作ってほしいです(切実に)。
事務員さんもいるんですが、学校全体に関する事務が多く、クラスの事務仕事は基本的にしてくれません。
大事なのでもう一度言いますが、切実に事務仕事を減らしてほしいです。
1位 ストレスを溜めやすい
これが間違いなく、1位です。
教師は、人間関係が中心の仕事なので、ストレスを溜めやすい仕事と言えるでしょう。
ある文献では、人間の悩みの9割は人間関係と言います。
子ども、保護者、先生と関わることになる教師という仕事は、
様々な人間関係に悩まされることになります。
もちろん、良いこともありますが、良くないことも多々あります。
精神疾患で休職をせざるを得ない教師が、年間約5000人という高水準に位置していることからも、教師という仕事は、ストレスを溜めやすい仕事と言えるでしょう。
おわりに
ここまで、教師になって嫌だと思うベスト5を書いていきました。
小学校教師になってまだ1年間しか経過していないので、おそらくもう何年かやると、他のダメな部分も見つかるかもしれません。
最近は、教師の残業問題など、ブラック化が叫ばれています。
しかし、教師という仕事は、大変な分、魅力があると私は思っています。
「子どもの無限大の可能性に影響を与えることができる」というとてもやりがいのある職業です。
教師になりたいと思っている今この記事を読んでいるあなたへ。
学校には、良いところもあれば、嫌なところもあります。
ぜひ、両方の部分を知った上で、教師になってほしいと思います。
教師になって良かったと思うベスト5という記事です。
こちらも参考にしてみてください。