魔の6月。
梅雨に入り、じめじめするこの時期。
新しくクラスが始まり、2か月経ったこの時期は子どもたちが中だるみする時期でもあります。
そう、この6月の時期は、子どもの状態的に最も学級崩壊につながりやすい時期とも言っても過言でありません。
あなたのクラスは、大丈夫でしょうか?
ここでは、学級崩壊、あるいは学級が荒れ始めている時のシグナルを紹介したいと思います。
学級崩壊チェックリスト
- 下駄箱の靴があれている
- 教室に置いてあるものが整理整頓されていない
- マイナス発言が増える
- ケンカがよく起きる
- 話す・聞くのルールが徹底されていない
- 教師が話している時にうるさい
- 自習で静かに学習できない
- 指示が通らず、学習の進むスピードが遅い
- 授業中に姿勢を保てない(話を聞いていない)子が多い
- ものが頻繁になくなる、隠される
- 子どもが教師の不平・不満を言う
- クラスの子どもが教室を飛び出す
- 子どもの半分が教師の言うことを聞かなくなる
- 学級崩壊(教師の言うことを何も聞かず、勝手に行動している)
下にいくに連れて程度が重いように並べてみました。
子どもが教師の不平・不満を言っていて教師の言うことを聞かなくなっている状態は、もう完全に学級崩壊だと思います。
そうなる前に気にしておくべきものがあります。
私が子どもたちに対して気にしていることは、ものの乱れです。
子どもが実際に何かしら荒れ始めた行動をとっていた時ににようやく気づいたのならば、それは教師としてのアンテナが鈍いかもしれません。
私は、ものが乱れてきたら、少し子どもたちを引き締めないといけないなと感じるようになりました。
子どももそうですが、大人も含め人間は、楽な方に流されやすいです。
そして、悪い方向に道を間違えれば、あっという間に染まってしまいます。
子どもたちが悪い道に走らないように、子どもにとって良い方向に導くことが教師の役目なのではないでしょうか。
おわりに
学級崩壊になった、あるいは、学級崩壊に近いクラスは、これからの時代増加するリスクがあります。
というのも、
- 新採用の若手の教師が増えている
- 多様な価値観をもつ家庭が増えていること
- 教師に対する責任が増していること
これらの理由から、教師という仕事は、新採用の若手教師には、難しい時代になってきています。
実際、私も、1年目は自分の力不足から、クラスが少し荒れた時期もありました。
ぜひ、担任をもっている方は、子どものためにも自分のクラスをもう一度見つめ直してほしいと思います。