今年は、小学4年生を担任することに…
はい、今年は4年生を担当することになりました!!
小学2年生からの4年生ということもあり、子どもたちの成長を強く感じている今日この頃です。できることがこんなにも増えるんですね。
びっくりです!
自分自身も、1年間の初任としての期間を終え、いくらか余裕を持ちながら、教師としての仕事ができています。
(子どもたちと放課後に遊ぶ時間も無事にとることができています。)
さて、前回の投稿で、「初任教師がスタートダッシュするための3つの大事な準備」ということを書きました。
ありがたいことに、かなりの反響をいただきました。
特に教師1年目の「初任」の方や子どもの集団に初めて関わる方々は、読むと参考になるかもしれません。
今日は、その投稿の中で取り上げた、学級開きの様子について詳しく書いていきたいと思います。
4年生との出会いの場面から、
- クラスで大切にしてほしいこと
- クラスで許さないこと
を伝えたので、ぜひ1つのアイデアとして読んでいただければと思います。
では、詳しく見ていきましょう。
クラスで大切にしてほしいこと
4月5日の初日、担任発表を終え、子どもたちの待つ教室に行きました。
そして、クラスで大切にしたいことを黒板に書き出しました。
それが、、、
3つの「ゆうき」
です。
具体的には、写真にある通り、
- 勇気
- 優気
- 友輝
という言葉です。
何事にもチャレンジする勇気と、友達のことを優しく思いやることのできる優気をもって過ごすことで、一人一人がクラスの中で輝けるようになってほしいという願いをこめて、子どもたちに投げかけました。
特に、失敗することを嫌がる、言葉が汚い
といった課題を抱える子が現在、多くいるように思います。
子どもたちに、チャレンジすることや思いやりをもつことを1年間言い続けていきたいと思っています。
クラスで許さないこと
クラスで大切にしたい3つの「ゆうき」を伝え終えた後に、もう一つ私はクラスで許さないことも伝えました。
それは、、、
3つの「い」
です。
具体的には、
- いたずら
- いじわる
- いじめ
です。上から順に案件が重くなっていると感じるかもしれません。
「いじめ」は、「いたずら」が長期的で多数的になると、「いじめ」につながるということが言えると私は考えています。
だからこそ、最初の「いじめ」の入り口ともいえる「いたずら」を許さない姿勢を示すことは、安心・安全で「いじめ」のない教室を創っていくという意味で、必須な考え方なのではないでしょうか。
「いじめ」はいけないことだと認識する子どもは多いですが、その入り口である「いたずら」を平気で行ってしまう子どもは少なくないと思います。
「いたずら」をした時に、相手の気持ちをしっかり考えさせる場面を作ってあげなければ、それが「いじわる」になり、そして「いじめ」につながってしまいます。
その子の心の闇が深くなる前に、指導していければと思っています。
最終的には全て、「褒めると叱るの使い分け」が教師の仕事
ここまで、私は、
- クラスで大切にしてほしいこと
- クラスで許さないこと
というテーマで実際に行った学級開きについて書いてきました。
私が尊敬する教師から「教師の仕事は要は褒めると叱るの使い分けだ」という言葉を聞いて「なるほど」というふうに思ったことを覚えています。
そうなんです。子ども(というか人)は、集団の中で褒められながら、叱られながら、成長していくんです。
そういう意味で今振り返ると、自分の学級開きは褒めるポイントと叱るポイントを明示したということなのだと思います。
ベテランの先生方は、褒めると叱るの使い分けが上手です。
ぜひ、私もその褒めると叱るの使い分けが上手になっていけたらなと思います。