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【学校における働き方改革】学校が断捨離すべき4つのこと

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平成30年2月9日、文部科学省から学校における働き方改革に関する通知が学校長・教育委員会にある通知が出されました。

 

 

【学校における働き方改革】学校が断捨離すべき4つのこと

その通知の中で「学校が行うべきではない業務」という4つの記述があったのでご紹介しようと思います。

学校長や教育委員会の皆さん、あるいは、教員の皆さん、保護者の皆さん、

 

今から紹介する4つのことは、本来、

「学校が行うべき業務」ではないんです。

では、紹介します。

 

①登下校に関する対応

②放課後の見回り・補導時の対応

③学校徴収金の徴収・管理

④地域ボランティアとの連絡調整

 

逆に言うと、学校で行うべきではないとされているこれらの仕事を学校が担っているということです。

 

詳しく見ていきましょう。

①登下校に関する対応

子どもたちが登校・下校する際の対応です。

本来、これは地域や家庭が担うべきものでありますが、学校の先生は登校指導、下校指導ということで多々駆り出されます。特に、登校指導の時間帯は、勤務時間外です。

 

②放課後の見回り・補導時の対応

これも本来は、地域や家庭が担うべきものと言えるでしょう。

しかし、児童指導ということで、学校の先生が駆り出されることは多々あります。

特に、児童指導担当の先生は、放課後の大事な授業準備のできる時間に、不審者が出ての対応、問題を起こした児童の対応と、頻繁に対応しなければなりません。

 

③学校徴収金の徴収・管理

給食費の未納金の収集と集計

学級費の収集と集計

 

これらの徴収金は未だに手作業です。

これは特にありえないと思っています。このご時世に。

学級費の会計管理はまだしも、もっとこの徴収金の管理については、学校事務に参画してもらったりするなど、改革すべきだと思います。

 

④地域ボランティアとの連絡調整

学校と地域との交流というものは必要不可欠なものです。

しかし、地域と関わる際は、かなりの労力を要します。

その連絡調整を円滑に行う方がいると確かにありがたいです。

 

まとめ

 

教師という仕事は、「授業を通して、子どもを人間形成していくこと」だと言えます。

それなのに、授業に向き合う時間子どもと向き合う時間が短くなっている現状は問題であると言えます。

 

それなのに、英語の導入、プログラミング教育の導入、道徳の教科化など、

負担は増える一方です。

 

やりたいことが積もりまくって、中身が形骸化されいる今の学校に、さらに負担を増やしてしまっては、さらに学びの質は落ちてしまいます。

 

文部科学省から出されたこの通知を学校は、真摯に受け止め、学校の仕事の断捨離を積極的に行うべきと言えるでしょう。

 

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